タイのバンコク〜チェンマイ間の移動には飛行機やバス、鉄道など様々な移動手段があります。中でもバスは最も安く移動できる手段として、地元の人にも旅行者にも人気があります。
こんな方のために、今日は実際に私がチェンマイからバンコクに帰ってきた時のバスの様子や予約方法をシェアします。
今後、バンコク〜チャンマイをバス移動する方の参考になれば幸いです。
Contents
1.バンコク⇆チェンマイの夜行バス
タイの首都バンコクと北部のチェンマイ間の主な移動手段は、飛行機や鉄道、バスになります。
中でもバスは一番お手頃で、夜行バスを利用すれば、夜に出発して寝てるうちに翌朝到着してるので、観光も思う存分楽しめます。
地元の方から観光客まで利用するので、バスのクラスも様々です。
少し値段の高いクラスのバスを選べば、深くまでリクライニングが倒れしっかり眠れます。
私は数あるバス会社の中でも「Sombat Tour(ソンバットツアー)」と「Nakhonchaiair(ナコンチャイエアー)」という2社のバスをオススメします。
上記2社の上のクラスは座席が広々としているからです。
今日は、チェンマイからバンコクに帰る際に利用した「Nakhonchaiair(ナコンチャイエアー)」のバスについて紹介していきます。
バンコクからチェンマイに行く際に利用した「Sombat Tour(ソンバットツアー)」については、こちらの記事を参考にどうぞ。
2.ナコンチャイエアーバス
ナコンチャイエアーバスのチケットは、ナコンチャイエアーの専用バスターミナルでの購入またはインターネットでの予約・購入が可能です。
私はタイに行く前に日本で事前にインターネットからチケットを予約・購入したので、その手順をシェアします。
2-1.ナコンチャイエアーバスの予約方法
まずはナコンチャイエアーのチケット購入ページにアクセスします。
サイトはタイ語ですが、右上にあるイギリスの国旗をクリックすると英語に変わります。
「Searching」のところで、往復または片道、出発地・目的地、日付を選んで検索していきます。
片道であれば「One Way」、往復であれば「Round Trip」を選択します。
次に出発地や目的地を選択していきます。
「From」はどこから乗るかなので、バンコクから乗車する場合は「Nakhonchaiair Bus Station(Bangkok)」を選択します。
次の「Points up」(停留所)のところも同様に「Nakhonchaiair Bus Station(Bangkok)」を選択します。
チェンマイに向かう場合、「To」、「Points Down」の両方とも「Nakhonchaiair Bus Station(ChaingMai)」を選択します。
あとは乗車したい日付を選んで「Reservation(予約)」または「Payment(支払)」をクリックします。
なので、日本で予約していく場合はクレジットカードかデビットカード払いの「Payment(支払)」を選びます。
Payment(もしくはReservation)をクリックすると、バスの時刻や種類を選ぶページに移動します。
FIR CLASS(ファーストクラス)は823バーツ(約2,880円)、GOL CLASS(ゴールドクラス)は617バーツ(約2,160円)です。
サービス料で上記料金に15バーツが加算されます。
ゴールドクラスよりファーストクラスの方が上のクラスになります。
ゴールドクラスでも快適ですが、席の広さがファーストクラスの方が断然広いので、こちらをオススメします。
どのバスに乗るか選択したら「Continue」をクリックして次に進みます。
次の画面ではパスポート番号、名前、電話番号、メールアドレス、性別、食事の種類(ノーマルでOK)を入力します。
入力したらContinueをクリックすると、次は座席選択画面に移ります。
ファーストクラスだと3列の↑このような座席になっています。
赤くなっているところはもう埋まっている席なので、空いているところを選びます。
席を選んで下にあるPaymentをクリックすると、確認画面が出てきます。
間違いなければ支払い方法を選んでPaymentをクリック、クレジット情報の入力画面に進みます。(支払いにはクレジットカード、デビットカードの他に、LINEペイも使えるようです。)
クレジット情報を入力してPay Nowをクリック。
確認画面が出てくるので、間違いがなければContinueをクリックし決済します。
完了すると入力したメールアドレスにチケットが送られてくるので、必ずプリントアウトして、当日に持って行きましょう。
スポンサーリンク
2-2.バンコクのバスターミナルへの行き方
チェンマイ行きのバスは、バンコクのモーチット北バスターミナルから多く出ています。
BTSモーチット駅かMRTチャトチャック駅から車で10分ほどの場所です。
ナコンチャイエアーのチェンマイ行きのバスは、専用のバスターミナルから出ています。
BTSを利用するなら終点のモーチット駅、MRT(地下鉄)ならパホンヨーティン駅(Phahon Yothin)で降りて、そこからタクシーがいいでしょう。
ナコンチャイエアーのバスターミナルは有名なので、タクシーの運転手に「ナコンチャイエアー」と言えばすぐに通じます。
バンコクでは配車アプリも利用すると便利です。
3.実際に行ってみた
今回はチェンマイからバンコク行きのナコンチャイエアーのバスを利用したので、その時の様子をシェアしていきます。
3-1.チェンマイのバスターミナル
チェンマイのバスターミナルは市内の中心地からは約3キロの場所に位置しており、トゥクトゥクやソンテウを使って行くのが一般的です。
市内の中心地からはおよそ10〜15分ほどです。
ソンテウであれば20〜40バーツ、トゥクトゥクであれば100〜150バーツほどで行くことができます。
チェンマイのバスターミナルは、ターミナル1から3までありますが、ターミナル1はチェンマイ市内の近距離バスなので、バンコクまでの長距離バスはターミナル2とターミナル3を利用します。
バンコク行きのバスはターミナル3から多く出ています。
ナコンチャイエアーのターミナルは、ターミナル2の裏手にあります。
↑こちらがナコンチャイエアーのバスターミナルです。
私は夜の10時30分にチェンマイを出発するバスを予約しました。
バスターミナル到着後、カウンターに行き、プリントアウトしたチケットを見せましたが特にチェックインなどは必要ないようでした。
待合室やトイレもあるので時間まで待ちます。
3-2.バスに乗車
出発の15分ほど前に搭乗のアナウンスがありました。飛行機のようにバスの行き先によって搭乗口が分かれています。
トランクルームに荷物を預ける場合は、控えの券をくれるので下車するまで失くさないようにしましょう。
出発の10分前、10時20分頃にバスに乗車。
3-3.バスの車内・サービス
ファーストクラスのバスは片側1列と2列の計3列の座席となっています。(ゴールドクラスは4列)
ひとり旅であれば、1列の席を選べば隣を気にすることなく快適に過ごせます。
リクライニングすると座席シートだけがスライドするので、後ろの人には全く影響がありません。
後ろを気にせずシートを倒せるのはかなり嬉しいですよね(´∀`*)
また各座席には大きめのブランケットが一枚置いてあります。
各席には飛行機のようなモニターがついており、タイの映画などを楽しめます。残念ながら日本語には対応していませんが英語には対応しています。
座席の広さも十分で、リクライニングもしっかり倒れるので快適に寝ることができました。
車内の一番後ろにはトイレも付いていますが、使わなかったので写真はないですm(._.)m
長距離バスのトイレは、飛行機のトイレのようなイメージです。ちなみにバンコクからチェンマイに向かうバスのトイレは意外と綺麗だったので抵抗なく使えます。
バスが出発して5分もしないうちに停車し、乗客を再度乗せて出発。
出発して20分ほど経った10時50分頃に水とジュース、サンドイッチとお菓子が配られました。
食事は済ませていたので、食べることなく就寝。
3-4.バンコクまでの所要時間
朝7時頃にオレンジジュースが配られ、また食事なのかと思ったら、朝はありませんでした。
そして7時半にバンコクのナコンチャイエアのバスターミナルに到着しました。
予約した時の予定では朝の7時42分着と記載がありましたが、15分ほど早く着きました\(^o^)/
チェンマイからバンコクまでの実際の所要時間は、およそ9時間でした。
行きのバスも同様に9時間でしたので、事故や大幅な渋滞などがない限りほぼ定刻通りに到着します。
食事もついて、かなり快適に寝ることができるので、時間がかかっても安く移動したい方にはオススメです。
4.最後に
今回はナコンチャイエアーを使って、チェンマイからバンコクまでバスで行く方法をご紹介しました。
バスでの移動は飛行機よりも時間はかかりますが、安く行けるので、時間に余裕のある方や節約したい方にはオススメです。
夜行バスを利用すれば1泊分の宿泊費を浮かせられる上、クラスを選べばかなり快適に移動できます(´∀`*)
▼ホテルの予約はこちらから↓
バンコクまでの航空券の検索にはスカイスキャナーが便利でオススメです。