フィリピン最後の秘境と呼ばれるパラワン島の「エルニド」。
美しい景色や海を持つエルニドは、海中でも綺麗なサンゴや地形などが広がりダイビングでも有名です。
今回そんなエルニドでダイビングをしてきたので、そのときの様子をご紹介します。
エルニドでダイビングしようか迷っている、オススメのダイビングショップを知りたい、という方の参考になれば幸いです。
Contents
1.エルニドでのダイビング
フィリピン最後の秘境と呼ばれているエルニド。
エルニドのあるパラワン島は、Travel + Leisureが行っているThe 15 Best Islands in the World、世界のベストアイランドトップ15ランキングの最新の2019年版でも2位にランクイン(過去13年、17年には1位を獲得)するなど世界からも注目される島です。
エメラルド色のラグーンやそれを覆う奇岩が有名で、アイランドホッピングなどのツアーが人気で世界中から多くの観光客が集まります。
エルニドへの行き方はこちらの記事で詳細を書いています。
エルニドでのダイビングといえば、サンゴや地形、キンセンフエダイの群れなどが有名で、街の中心であるエルニドタウンにはダイビングショップが数多く立ち並びます。
今回は、そんなエルニドで実際にダイビングをしてきたので、その時の様子をシェアしていきたいと思います。
2.ショップ探し【おすすめショップ】
エルニドタウンやエルニドビーチを歩いているだけでダイビングショップは簡単に見つかります。
インターネットからの事前予約も可能ですが、私はネットからは予約せずに前日にショップに直接訪れて予約しました。
たくさんのショップがあるので、自分で実際に足を運び、話を聞いて選ぶことをオススメします。
ショップによって料金も若干違うので、いろんなショップを巡って自分に合ったショップを選ぶといいでしょう。
予約は前日の夕方頃までにショップで済ませます。
ダイビング当日の集合時間などを確認して、予約は完了です。
2-1.Deep Blue Dive Seafari【英語での利用】
私が実際に利用したショップはエルニドタウンにある「Deep Blue Dive Seafari」です。
宿泊していたホステル『Our melting pot hostel el nido』から近くの場所で探し、その中でも安くて対応の良かったこちらを選びました。
結果的にかなり良かったので、もしまたエルニドに行くときはこちらのショップにお願いしようと思っています!!
PADIの5スターショップで、ボートや機材も綺麗なのでオススメです。
ただし日本語が通じないので、全て英語でのやり取りになります。(ショップオーナーは確かドイツ人かフランス人だった気がします。)
他にもヨーロピアンのインストラクターもいたので、英語以外にも何カ国語かに対応していました。
もちろん現地のフィリピン人インストラクターもいました(^^)
私はフィリピン人のインストラクターがガイドしてくれました。
英語に自信のない方や日本語で対応して欲しい方は、次にご紹介する「El DIve」がいいかと思います。
料金は3本(ボートダイビング)で4,300ペソ。(クレジットカードの手数料なども込み約9,000円でした。)
フルレンタルでドリンクやランチ、タオルも付いてるので、かなり安いです*\(^o^)/*
他のショップも同様にレンタルなど込みで3本4,200〜4,800ペソ(約8,500〜9,800円)のところが多かったと思います。
詳しくはお店のホームページで確認ください。
2-2.El Dive【日本人駐在ショップ】
英語でのダイビングが不安な方は、こちらの「El Dive」がおすすめです。
日本人オーナーのお店で、私の友人はこちらを利用したことがあるとのこと。
私も実際にショップに行ってみたのですが…詳しい料金は忘れてしまいました…(;´д`)
ただ他の英語しか通じないショップよりは高かったです。(3本ボートダイブ、ランチ、レンタルなども付く同条件です。)
しかし、海外でのダイビングで、日本語が通じるというのはとても安心です。
なので、安心を買うと思えば安いのではないかと思います。
詳しくはショップのホームページから問い合わせてみるといいでしょう。
3.ダイビングスタイル・ポイント
エルニドのダイビングはボートダイビングで、基本的に朝8時頃にボートを出発、3本潜り夕方15時半〜16時頃に帰ってくるスタイルです。
ダイビングポイントまでは、ボートで15〜30分ほどです。
午前中に2本潜ってから、ボート上もしくは近くのビーチでランチを摂って、3本目を潜ったら帰ります。
多くのショップがこのスタイルです。
では次に気になるエルニドの主なダイビングポイントを見ていきます。
- サウスミニロック(South Miniloc)
- ヘリコプタートンネル(Helicopter Tunnel)
- ノースロック(North Rock)
- ツインロック(Twin Rocks)
3-1.サウスミニロック(South Miniloc)
こちらはエルニドの代表的なポイントで、有名なスモールラグーンやビッグラグーンの近くに位置しています。
水深15〜18mほどの比較的浅めなポイントで、見事なキャベツコーラルが広がります。
元気なキャベツコーラルの周りにはキンセンフエダイやイエローテイルバラクーダの群れが集まり、特にキンセンフエダの群れは圧巻です。
3-2.ヘリコプタートンネル(Helicopter Tunnel)
こちらは地形が好きな方にオススメな洞窟のポイントです。(ただしアドバンスダイバー以上の方しか行けません。)
なんとこのトンネルは、90年代の始め頃に日本人ダイバーによって発見されたポイントのようです。
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水深12mあたりにぽっかりと開いた横穴があり、ライトなしでは何も見えない程の暗闇を進むと、光が差し込む神秘的な景色を見ることができます。
3-3.ノースロック(North Rock)
こちらのポイントは水深10~20mのところに浅いリーフが広がっています。
ここは水路のようになっていて流れがある為、ギンガメアジなどの回遊系の魚を見ることができます。
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また、運が良ければブラックチップシャークなども見れることがあるそう。
さらに、こちらも運が良ければ12〜3月頃にジンベイザメが出ることもあるそうです。
大物好きな方にはおすすめのポイントです。
3-4.ツインロック(Twin Rocks)
ツインロックは名前の通り2つの大きな岩があり、島のように見えます。(実際に海の中では繋がっています。)
水深は13〜21mほどで、砂地にはエイが多く生息しています。
あまり逃げないので間近で見ることも可能ですが、うっかり着底しないように注意が必要です。
4.実際に行ってみた
実際にエルニドでダイビングをしてきたのでその時の様子をシェアします。
4-1.ショップ選び
まずは前日にショップ選び。
エルニドタウンの中で、宿泊しているホステルから近くて安くて、対応の良さそうなショップを探しました。
エルニドでのホテル選びはこちらの記事を参考にしてください。
エルニドタウンは歩いているだけでたくさんのショップがあるので、実際に値段を聞いたり、どこのポイントに行く予定なのかを聞いたりしてショップを選ぶと良いかと思います。
私はホステルからも近くて値段も安かったDeep Blue Dive Seafariに決定。
安さの他にショップスタッフの対応の良さも決め手の一つです。
予約は前日の17時頃に行いました。
その場でウェットスーツやフィン、マスクなどの機材を合わせて予約は完了です。
4-2.ダイビング当日
ダイビング当日はショップに朝7:45頃に行きました。
8時過ぎにエルニドビーチからボートに乗り、出発です。
その日のダイビングは、私と友人の他に、ヨーロピアンのカップル2人の計4人だけでした*\(^o^)/*
ボート上も広々使えてスタッフとも色々話ができたり、自分たちのペースでエントリーできたりと、空いているショップを選ぶのもお勧めです。
予約の際に何人お客さんがいるかチェックしてみるといいでしょう。
また、前日に地形ポイントに行きたいとリクエストしてみました。
実際にその日は、少し荒れてあまりポイントが良くないということで行けませんでしたが、行きたいポイントがあれば前日にリクエストしてみましょう。
最初のポイントまではボートで30分ほどで到着です。
1本目のポイントは「ツインロック」。
プランクトンが多いので、基本的にエルニドの海の透明度は15〜20mほどだそうです。
砂地にはエイがいます。しかも逃げないので、近くで写真取り放題。
45〜50分ほどでダイビング終了です。
水面休息を30〜40分ほど取り2本目。
2本目のポイント名は忘れましたが…カメがいました\(^o^)/
1本目よりも透明度が良かった感じがしました!
さまようコバンザメがいたりと、のんびりダイビング〜。
2本終了したところで、ランチ休憩です。
ランチの写真を撮り忘れてしまいましたが…チキン、炒め物、焼き魚、パスタとご飯とフルーツが出ました!
どれも美味しかったです(*´∇`*)
ちなみにボート上ではコーヒーと紅茶が飲み放題でした(^^)
ランチを摂ってから30分ほど休憩して3本目。
3本目は「サウスミニロック」です。
立派なキャベツコーラルの周りに突如キンセンフエダイの群れが現れました。
最初は少なめの群れでしたが、気づいたら周りにたくさん!!(*゚▽゚*)
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さらにイエローテイルバラクーダの群れもやってきて、これぞエルニドという光景を見ることができ、大満足で終了しました*\(^o^)/*
3本終了したところでエルニドビーチに帰港し、ショップへ。
ショップではログ付けをして、お会計を済ませ、解散です。
お疲れ様でした*\(^o^)/*
5.エルニドでのダイビング情報【まとめ】
今回は以上になります。
行きたかった地形ポイントには行けませんでしたが…すごい数のキンセンフエダイの群れが見れたので大満足です。本当に楽しかった!!
エルニドのダイビング基本情報をまとめると下記の通り。
- 料金:4,200〜4,800ペソ(約8,500〜9,800円)
(3本、フルレンタル、ランチ付) - 透明度:15〜20m
- 気温:26〜28度
- 水温:26〜30度
- シーズン:年間を通して可能。
乾季:1〜4月/雨季:5〜12月
(4・5月は透明度が良くなる。12〜3月にかけては透明度が落ちるものの、ジンベイザメやマンタなどの大物遭遇のチャンス有) - ダイビングスタイル:ボートダイビング(殿様ダイビング)
魚影の濃いポイントや地形ポイント、シーズンによっては大物が出るポイントなど、かなり楽しめるはずです。
ぜひエルニドへ行ったらダイビングもしてみてください。
きっと素敵な光景が見れること間違いなしです。
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