近年、格安で語学留学ができると話題のフィリピン・セブ島。
日本から直行便で約5時間と気軽に行けてリゾート地としても人気です。
しかし実際のセブ島留学ってどうなの?と疑問をお持ちの方に、私がセブ島留学で体験してきた情報をシェアしていきたいと思います。
1日の流れや費用、レッスンの内容、寮や食事のことなど、セブ島留学に興味を持っている方の参考になれば幸いです。
Contents
1.QQEnglishとは
私は2018年12月26日〜2019年2月2日までの1ヶ月半(6週間)QQEnglishという語学学校に留学しました!
学校を選んだポイントなどは、別記事で紹介していますので、そちらを参考にしてください。
まずは、学校の紹介から。
私が留学したQQEnglishはセブシティの経済特区にある「ITパーク校」とマクタン島の海沿いにある「シーフロント校」の2つのキャンパスがあります。
また、QQEnglishはカランメゾットの授業が受けられることでも人気があります。
カランメゾットについてはこちらを参考にしてください。
https://qqenglish.jp/about/callan.html
2-1.ITパーク校
私はシーフロント校に行ったので、ITパークのことは簡単に。
ITパークはセブシティの経済特区の中にあり、セキュリティもしっかりしているので安心です。近くにはスターバックスやマクドナルド、日本食のお店もあります。
校舎は、ビルの7〜10階にあり、警備員が入館者をチェックしています。
寮は、校舎とは別にあり徒歩5分ほどの場所にあります。住宅敷地内の中にあり、こちらの入り口も警備員がいるので安心です。
一つの建物に10人位で住むようになるそうで、1階には共用のトイレ、シャワー、キッチンが完備されています。
2-2.シーフロント校
シーフロント校は、マクタン島のリゾートホテルが建ち並ぶエリアにあります。
海沿いにあり開放的な雰囲気。
校舎と寮が併設されているので、すごく便利です。
寮の部屋は白を基調としていて明るく清潔感のある部屋です。
1・2人部屋はシャワー、トイレが共用ですが、4・6人部屋は各部屋にシャワーとトイレが付いています。
キッチンはないので料理などはできませんが、食事が付いているので特に必要ありません。
そしてシーフロント校には、元ホテルのスイートルームを使った「デラックスルーム」や「エグゼクティブルーム」があるのが特徴です。
どちらもシャワー、トイレ完備。
窓からは海が見えてリゾート感たっぷりの中で勉強ができます。
2.QQEnglishの設備【シーフロント校】
続いてシーフロント校の設備について見ていきます。
私は一番安い6人部屋のドミトリーにしました!友達も出来るし大正解!!
部屋にもよるらしいのですが私が行っていた時期は、満室になることはなく、MAXで5人しかいませんでした。(5人になったのも1週間ぐらい。6週間のうち3週間ぐらい2人の時もありました。)
1・2人部屋はシャワー、トイレが共用ですが、4・6人部屋は各部屋にシャワーとトイレが付いています。
部屋にはベッドと、大きなロッカー、勉強机があります。
部屋からは海が眺められ最高な気分で1日が始まれます(^^)
こちらは部屋から見た夕焼け。
レッスンスペースは、マンツーマン専用のブースと、グループレッスンができる部屋があります。
マンツーマンクラスが圧倒的に多いので、そちらの専用ブースが多いです。(写真撮り忘れました…)
こちらでイメージを掴んでみてください↓
https://qqenglish.jp/school/seaflont/
1階部分がカフェになっており、こちらで食事を摂ります。
前にステージがあり入学や卒業のセレモニーもこちらで行われます。
食事は3食とも好きなものを摂るバイキングスタイル。
スープとサラダ、ご飯(朝はパンもあり)、おかずが4品ぐらいとフルーツがあります。ジュースや紅茶などもあります。
確か水曜日のお昼のフルーツがマンゴーの日で、大好きなのでめっちゃ食べました*\(^o^)/*
校内にはカフェの他にも各所にウォーターサーバーがあるので、水は買わなくてもOKです。
また、語学学校では珍しくお酒を飲めるヴィラという場所もあります。(持ち込みは禁止)
写真右側に写る場所がヴィラ↓
同じく1階にはリゾート学校らしく、プールがあります。ただかなり塩素臭かったので私は入らなかったです…
その隣には自習室があり、自由に使うことができます。Wi-Fiもしっかり繋がるのでパソコンなどを利用したいときにもオススメです。
ランドリーは、洗濯機が男女で分かれていて各3台ずつあります。(洗剤はないので各自で準備が必要。近くのスーパーで売っています。)
こちらが物干しスペース↓
女性は仕切りがあってその中に干せます。
また、ランドリーサービス(洗濯から乾燥まで)もあり、4キロ100ペソで利用できます。3時間ほどで仕上がり、畳んで返却されるのでとても楽チンです♪
2階にはジムとヨガルームがあります。
ジムは誰でも使うことができ、海を見ながらのトレーニングが可能。
専任のトレーナーもおり、ボディメイクの留学プランもあります。
ジムの横にはオシャレなテラスでくつろげるスペースも。
シーフロント校は、設備も充実しており食事も美味しく、開放的な景色が自慢です。
リゾートステイを楽しみながら留学したい方にはオススメの環境です。
3.授業の形式・1日の流れ
気になる授業の形式やプランについて見て行きましょう。
私は午後のみのスーパーライトプランで4コマのマンツーマンレッスンを受け、午前中は好きなことしてました。
ちなみに1コマは50分です。
私はかなり特殊で、滞在中もこのプランの学生には一度も会わなかったです。
大体の方は、スタンダードプランだったように思います。
スタンダードは6コマのマンツーマンレッスンと、2コマのグループレッスンの合計8コマです。
ただ、8コマは多いと言っていた人も多かったです。予習・復習が間に合わない…と。
8コマは少し多いかも…という方には4コマのマンツーマンレッスンと、2コマのグループレッスン、合計6コマのライトプランもあります。
また、すべてのプランに誰でも参加可能な2コマのサービスレッスン(グループ)が付いてくるので、そちらを活用するのもお勧めです。
詳しくはQQEnglishの公式HPを参考にしてください↓
https://qqenglish.jp/plan-price/
大体の学生の1日の流れとしてはこんな感じだと思います↓
■1日の流れ
- 7:00前 起床
- 7:30 カフェで朝食
- 8:00〜 授業開始
- 〜50分1コマ、休憩10分〜
- 〜午前中4コマ〜
- 12:00〜 午後の授業
- 〜午後4コマ〜
- 17:00〜 終了・カフェで夕食
- 18:00〜 自由に過ごす
私の場合は、午後から4コマだったのでこんな感じ↓
■1日の流れ(私の場合)
- 7:00過ぎ 起床
- 7:30 カフェで朝食
- 8:00〜 部屋に戻って1時間勉強
- 9:00〜 ジムでトレーニング
- 10:00〜 PCでブログ作業・勉強
- 12:30〜 カフェでランチ
- 13:00過ぎ 部屋に戻ってベッドでNetflix
- 14:00〜 授業開始
- 18:00〜 終了・カフェで夕食
- 19:00〜 シャワー
- 20:00〜 勉強(たまに遊びに)
- 23:00〜 就寝
午後からだったので、午前中は部屋で勉強したり、ブログ書いたりジムに行ったりして、午後の4コマの授業を受けるという流れ。
基本引きこもりなので、平日はほとんど学校から出なかったです…いいのか悪いのか(笑)
その代わり休日はがっつり遠出して遊びに行っていました*\(^o^)/*
休日も食事が出ますが、休日はほとんどみんな外で食べたりしていました。
また、シーフロント校は、休日に学校が企画するアイランドホッピングやBBQなどもあるので、そちらに参加して他の国の学生と交流するのもオススメです。
毎週金曜日の卒業セレモニーでは、花火が上がる週もありました!!
6.留学費用
一番気になるのは、やはりお金の面ですよね。
ここでは私が実際にかかった費用(スーパーライトプラン:4コマ)を見ていきます。(特殊なのであまり参考にならないかも?)
まず最初に日本で支払った費用がこちら↓
申し込み費用(円) | |
授業料・宿泊費 | 147,300円 |
入学金 | 15,000円 |
海外送金手数料 | 3,000円 |
合計 | 165,300円 |
私が申し込みをした時はキャンペーン中で、入学金が無料になり実際に支払ったのは150,300円でした。
続いて現地で支払った費用↓
現地諸費用(ペソ) | |
SSP申請費 | 6,540ペソ |
VISA | 3,340ペソ |
IDカード | 200ペソ |
電気代 | 3,000ペソ (1週間500ペソ) |
合計 | 13,080ペソ (約26,500円) |
実際に6週間(1ヶ月半)だけの留学であれば、165,300円と13,080ペソ(およそ26,500円)の合計で191,800円になります。
こちらがシーフロント校の6人部屋、スーパーライトプランの合計です。
航空券や現地で生活費(飲み代、アクティビティや旅行代、その他の雑費)は含まれていません。
航空券は往復で4〜6万円前後かかります。
セブパシフィックのプロモなどを利用すると、もう少し安く行ける時もあります。
セブ島へのフライト検索にはスカイスキャナーがオススメです。
現地での生活費は、大体1ヶ月4万円位の人が多いかと思います。
私の場合はダイビングなどもやったり、週末はほぼ毎週旅行に出掛けていたので、かなりのお金を使いました。
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フィリピン留学は格安と言われていますが、実際には1ヶ月30万前後はかかるのではないでしょうか。
ただ、オーストラリアやカナダなどの1ヶ月の相場が40〜50万円以上とも言われているので、比較するとかなり安いのは間違いありません。
人によってはもっと節約でき、1ヶ月25万円前後で抑えられる人もいるようです。
現地での過ごし方などでも、留学費用はかなり変わってきます。
セブ島留学の費用について詳しくはこちらの記事をどうぞ。
5.気になること
その他、セブ島留学で気になる、食事や学校の雰囲気などをご紹介します。
5-1.食事
セブ島留学では食事が付いている学校が多くあります。
QQEnglishも例外ではなく、3食しっかり付いています(^^)
また、日本人経営の学校なので、食事の心配はしなくても大丈夫です。
韓国人経営者の学校では辛いものが多かったり、ほかにも学校によっては食事の種類が少なかったり、食べられないほどマズかったり…などもあるようです。
シーフロント校はホテルの元シェフが料理を提供してくれ、バイキングスタイルなので好きなものを好きなだけ食べられます。
スープとサラダ、ご飯(朝はパンもあり)、おかずが4品ぐらいとフルーツ、ジュースや紅茶などもあります。味付けはかなり日本人好みになっていると思います。
3枚目の写真は朝食なのですが、朝食で出るパンがいつも焼きたてでモチモチしてかなり美味しかったです!!♡
食事はかなり大事なので、学校を選ぶ際はこちらも重視して選ぶといいでしょう。
5-2.学校の雰囲気
シーフロント校は、かなり開放的で学校内はリゾート感満載。
生徒と先生の距離も近くて、カフェでも声をかけてくれる先生も多くいました。
校則は厳しい方ではないので、学校終わりにご飯を外に食べに行ったり、飲みに行ったりする人も多くいる印象でした。
また、日本人経営なので、やはり比率的に日本人は多くなります。
英語漬けになりたい方は、QQEnglishは向かないかもしれません。(ただ自分の努力次第で環境はどうにでもなりますが)
ただセブシティにあるITパークよりはシーフロントの方が周りに遊ぶところも少ないので落ち着いて勉強に集中できるかな、という感じです。
私は厳しすぎるスパルタ校は嫌だったので、ちょうど良かったです。
自分にあった学校選びが大切です。
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5-3.生徒の国籍
生徒の国籍は、日本人が6割ほど。
他が台湾人、ロシア人、モンゴル人が多かった印象です。ほかにも中央アジアの国やタイヤベトナムから来ている生徒もいました。
完全に日本人だけ、という感じではないので、色々な国の方と友達になれたので良かったです(*´∇`*)
6.実際に留学してみて
私は1ヶ月半の授業数も4コマと少なかったですが、やはり1日6〜8コマ位は必要だったかな、というのが率直な感想です。
そして英語が流暢に話せるようになったかというと、答えはNOです。
しかし、英語力は確実に伸びたと思います。特にリスニングや、間違ってもいいからとにかく話すという点。
日本では完全に英語で生活するということは難しいですが、やはり現地では買い物するにしてもタクシーを乗るにしても…
英語で話すしかないので、必然的に英語を意識せざる得ません。
そういった意味でもセブ島留学はとても良い環境なのではないかと思います。
1週間からでも留学できるので、英語環境に身を置きたい方や、英語を話すことに抵抗がある方など、一度行ってみるといいかもしれません。
私はセブ島留学に行って良かったと思っています。本音を言えば、もう少し滞在して勉強したかった…!!
興味のある方は、相談だけでもしてみるといいでしょう。
セブ島留学に興味のある方は、下記の記事もどうぞ。