タイ・バンコクには「スワンナプーム空港」と「ドンムアン空港」の2つの空港があります。
スワンナプーム空港はANAやJAL、タイ国際航空など国際線の発着地となっており、日本からタイに行った際に利用する人も多いでしょう。
今回は、初めてスワンナプーム空港を利用するけど、バンコク市内までの移動方法や所要時間を知りたい、安い交通手段はないかな?という疑問にお答えします。
実際に私もエアポートレールリンクを利用して、スワンナプーム空港からバンコク市内へ行ってみたので、その時の様子をご紹介します。
今後バンコク、スワンナプーム空港を利用する方の参考になれば幸いです。
Contents
1.スワンナプーム空港とは
「スワンナプーム空港」はバンコクの南東部にあります。バンコク中心部からは、およそ25キロの距離です。
国際線発着の空港となっており、日本からはANAやJAL、タイ国際航空、ピーチなどが就航しています。
日本からタイ・バンコクへ旅行する際は、スワンナプーム空港かドンムアン空港を利用することになると思います。
ドンムアン空港からバンコク市内へのアクセス方法はこちらの記事をどうぞ。
今回は、スワンナプーム空港からバンコク市内への移動手段や行き方について詳しく解説していきます。
2.スワンナプーム空港からバンコク市内への行き方
まず、スワンナプーム空港からバンコク市内への移動方法は下記の通りです。
■市内への移動方法
- タクシー
- 送迎車
- エアポートレールリンク(電車)
- 路線バス・ロットゥ(ミニバン)
荷物が多い家族旅行やグループ旅行では、目的地まで楽に移動できるタクシーや送迎車がお勧めです。
移動は安く抑えたいという方や一人旅の方には、エアポートレールリンクでの移動がお勧めです。
では、一つずつ見ていきます。
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2-1.タクシー
タクシー利用が一番簡単な方法です。
スワンナプーム空港からバンコク市内までの相場は250〜350バーツ(およそ910〜1,270円)です。
時間は、ホテルの場所や渋滞状況によっても変わりますが、1時間〜1時間前後を見ておくといいでしょう。(渋滞時は2時間近くかかることもあります。)
またスワンナプーム空港からバンコク市内へは、通常高速道路を利用します。
高速料金は高速道路の入り口の料金所で、タクシー運転手に実費を渡せばOKです。(運転手が入り口の係員に渡してくれます。)
時間帯や区間によって料金は変わりますが、25〜100バーツほど(180〜360円)を見ておきましょう。
さらに空港からの利用であれば空港利用料の50バーツが上乗せされることを覚えておきましょう。
トータルで、300〜450バーツ(1,090〜1,640円)ほどになります。
タクシー乗り場は、1階7番出口を出たところにあります。
タクシーの種類によって、並ぶレーンが分かれています。
- LARGE TAXI :ミニバンタイプ(7人乗り)
- REGULAR TAXI : セダン(5人乗り)
- SHORT DISTANCE : 近距離専用なので、利用することはないでしょう。
上記3つがありますが、真ん中のREGULARタクシーなら5人乗りで荷物も十分に詰めるかと思います。(中〜大のトランク2,3個)
タクシーの運行は24時間なので、深夜到着でも気軽に利用できます。
タクシーの利用は荷物が多かったり、2〜3人でのグループ旅行にオススメです。
タイでの移動はGrabタクシーの利用もオススメです!
2-2.送迎車
タクシーより少し高くはなりますが、旅行会社などの送迎サービスを利用するのもいいでしょう。
荷物が多い方や、子供連れでの旅行、タイ旅行が初めてでタクシーの利用が不安な方などにオススメです。
スワンナプーム空港から市内ホテルまで最大3名2,716円〜と、お手頃価格から利用できます。
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10人まで乗れる大型の送迎車を利用することも可能です。
送迎サービスは事前に日本で予約が必要になります。
利用当日は、入国審査を終え管理区間を出たところで、ドライバーが名前を書いたボードを持っています。
ドライバーのところに行き、名前を言うと送迎車に案内されます。
到着が深夜や早朝の便でも、安心して利用できます(´∀`*)
2-3.エアポートレールリンク(電車)
エアポートレールリンクは、スワンナプーム空港からバンコク市内を繋ぐ電車です。
- タクシーより運賃が安い(空港から終点のパヤタイ駅まで45バーツ、約160円)
- 運行時間は5:30〜24:00
- 1時間に3〜5本の電車がある
- 渋滞に巻き込まれないので時間が読める
上記のようにかなりメリットがあります。
スワンナプーム空港駅から終点のパヤタイ駅までの所要時間はおよそ30分です。
料金も15〜45バーツ(約55〜160円)とタクシーに乗るよりもはるかに格安です。
タクシーのようにピンポイントでホテルまでは行けませんが、途中のマッカサン駅ではMRT(地下鉄)に、終点のパヤタイ駅ではBTS(スカイトレイン)に乗り換えが可能です。
スクンビットやアソーク、プロンポンといったエリアに滞在予定の方は、マッカサンで乗り換えを、サイアムやチットロムといったエリアに滞在予定の方は、終点のパヤタイで乗り換えれば簡単にアクセスできます。
メリットばかりのエアポートレールリンクですが、朝夕の通勤通学ラッシュに被ると混雑するので座れません。
大きな荷物がある時は、ラッシュアワー(朝7〜9時、夕方16〜18時)は避けた方がいいでしょう。
エアポートレールリンクは、安く移動したい方や、荷物が少ない方、ひとり旅の方にオススメの移動方法です。
実際に私もバンコクに行った時はいつもエアポートレールリンクを利用しています。
エアポートレールリンクを使ってのバンコクまでの行き方は後ほど詳しく解説します。
2-4.路線バスとロットゥー(ミニバン)
スワンナプーム空港の敷地内(少し離れていますが)には、パブリック・トランスポーテーションセンター(Public Transportation Center)と呼ばれる路線バスやロットゥーと呼ばれるミニバンの乗り場があります。
エアポートレールリンクよりも安く(30バーツ前後)バンコク市内へ行くことができます。
しかし基本的には、現地のタイ人が多く利用し(主に空港職員)英語はほとんど通じない、表記などもタイ語のみなので、旅行者が利用することはないでしょう。
私も一度だけ利用して、ピンクのガネーシャがあるチャチュンサオまで行きましたが、現地の人しかおらずかなり上級者向けの移動手段になるかと思います。
スワンナプーム空港からバンコク市内までは、旅行スタイルに合わせて送迎車やタクシー、エアポートレールリンクなどを選ぶといいでしょう。
ちなみに、バックパッカーに人気のカオサン通りやパタヤまでミニバン(ロットゥー)は空港内1階の8番出口付近から出ています。
カオサン通りまではミニバンで一人100バーツ(約360円)でした。
荷物が多いと2人分の料金を支払うことになるので注意が必要です。
3.エアポートレールリンク【パヤタイ駅まで】
実際にエアポートレールリンクを使って、スワンナプーム空港からバンコク市内へ移動してみたので、その時のことを写真付きでシェアします。
まず、飛行機を降りて入国審査を済ませ、荷物をピックアップしたら管理区間の外に出ます。
両替やSIMカードの販売店が並んでるので、必要であれば利用しましょう。
https://yankanalog.com/thailand-simcard
エアポートレールリンクの乗り場は、空港の地下にあります。
空港内のいたるところに案内があるので迷うことはないでしょう。
案内に従って地下に行くと、エアポートレールリンクの改札前に券売機や窓口があります。
券売機は英語かタイ語での表記になります。
以前までは紙幣が使えなかったのが、新しい券売機は紙幣も使えるようになっていました!!
これで窓口に並ばなくて済みます(´∀`*)
行き先の駅を選んで、人数を指定し、お金を入れるだけなので簡単です。
すると↑このようなプラスチックのトークンが出てくるので、電車に乗る時はこれを改札にかざします。(降りる時は、これを改札に入れて降ります。)
あとは電車に乗るだけです。
私はマッカサン駅で降りたことはありませんが、終点のパヤタイではBTSに乗り換えができます。
乗り換えもBTSの案内が出ており難しくありません。(ほとんどの人がBTSに乗り換えるので人の流れについて行けばOKです。)
4.最後に
今回は以上になります。
スワンナプーム空港からバンコク市内までは、エアポートレールリンクを利用すると料金も安く、渋滞も避けて行くことができます。
荷物が多かったり、タイ旅行が初めてで不安な方はタクシーや送迎車の利用をお勧めします。
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ご自身の旅行スタイルにあった移動方法を選んで、快適なバンコク旅行をお楽しみください*\(^o^)/*
その他、スワンナプーム空港に関する記事はこちらをどうぞ。
▼スワンナプーム空港内のレートの良い両替場所
▼スワンナプーム空港での荷物預かり場所
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