今回はタイ・バンコクの王道観光スポット「三大寺院」への行き方をご紹介します。
地下鉄MRTのサナームチャイ駅(Sanam Chai)が出来たので、以前より遥かにアクセスがしやすくなりました。
こんな方のために、情報をまとめたので参考になれば幸いです。
三大寺院はバンコク旅行で外せないスポットですので、ぜひ訪れてみてください。
Contents
1.バンコク三大寺院とは
バンコク三大寺院とは、エメラルド寺院と呼ばれる「ワットプラケオ(王宮)」、大きな寝釈迦像で有名な「ワットポー」、三島由紀夫の小説「暁の寺」に描かれた寺院「ワットアルン」の3つの寺院のことで、バンコクに行ったら外せない観光スポットです。
バンコク三大寺院はそれぞれ近くあり、各寺院から寺院へは、徒歩や渡し船で簡単にアクセスできます。
なので、まとめて全ての寺院に行ってみることをオススメします*\(^o^)/*
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言葉が不安な方や、移動が面倒と感じる方はツアーへの参加もオススメします。
簡単に三大寺院がそれぞれどんな寺院なのかご紹介します。
1-1.ワットプラケオ(エメラルド寺院)
■ワットプラケオ(Wat Phra Kaeo)
基本情報
- 営業時間:8:30〜16:30
(チケット販売は15:30まで) - 参拝料:500バーツ
- 休日:不定休
ワットプラケオは、王宮の敷地内にあり王室の守護寺院として建立されました。
本堂に祀られている仏像がエメラルド色のことから、エメラルド寺院の名で親しまれています。
他の建物の装飾にもエメラルド色が多く使われ、黄金と緑のコントラストはとても煌びやかで華やかです。
タイで一番美しい寺院といっても過言ではありません。
また、王族専用のとても格式の高い寺院のため、服装のチェックは他の寺院よりも厳しめ。
下記の服装では入場が断られるので行く際は注意しましょう。
- 袖のない洋服(ノースリーブ、キャミソール、タンクトップなど)
- シースルー素材で肌の透けるもの
- おへその出るショート丈のシャツ
- 膝より上の短いスカートやズボン
- スキニーやレギンスなど、体のラインが分かる服装
- ダメージジーンズ
1-2.ワットポー
■ワットポー(Wat Pho)基本情報
- 営業時間:8:30〜19:30
- 参拝料:300バーツ
- 休日:なし
ワットポーはバンコク最古の寺院で、全長46メートルの大きな黄金の寝釈迦像が見所です。
全身金箔で覆われている仏像の足裏も注目ポイント。
幅5m、高さ3mの足の裏には、仏教の世界観を現した108の図が、美しい螺鈿(らでん)細工(貝殻を研磨して模様にはめ込んでいく装飾方法)によって描かれています。
ワットポーでも服装のチェックがあります。ワットプラケオに比べると緩いですが露出の多い服装はNGなので気を付けましょう。
またこちらの寺院は、タイマッサージの総本山となっており敷地内でタイ古式マッサージを受けることが可能です。
観光に疲れたら、タイ伝統のマッサージで疲れを癒してみてはいかがでしょうか。
1-3.ワットアルン
■ワットアルン(Wat Arun)基本情報
- 営業時間:8:00〜18:00
- 参拝料:100バーツ
- 休日:なし
- ターティアン船着場より渡し船(5バーツ)
ワットアルンは三島由紀夫の小説「暁の寺」の舞台にもなった寺院です。
遠くから見ると真っ白な仏塔ですが、近くで見ると精緻で複雑な模様を描いているのがよくわかります。
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色鮮やかな陶器片のモザイクで飾られた5基の仏塔があり、タイの通貨10バーツ硬貨の裏にも描かれています。
チャオプラヤー川のほとりにあるワットアルンは、夜景やライトアップも美しく人気があります。
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ワットプラケオやワットポーがある場所と、ワットアルンがある場所の間にはチャオプラヤー川が流れているので、渡し船に乗って行き来します。(行き方は後ほど詳しく解説します)
2.バンコク三大寺院のアクセス方法
バンコク三大寺院までの市内からのアクセス方法は主に下記の通りです。
- タクシーやトゥクトゥク
- MRTサナームチャイ駅(Sanam Chai)から徒歩
- チャオプラヤーエクスプレス(ボート)
- カオサン通りから徒歩
2-1.タクシーやトゥクトゥク
三大寺院まではタクシーやトゥクトゥクでもアクセスが可能ですが、付近は渋滞になることも多くドライバーに断られることもしばしば。
また渋滞にはまるとかなりの時間を要します。
三大寺院まで行くのは観光客が多いので、メーターを使わず高額な運賃を請求してくる可能性も高いです。
タクシーなどを利用したい場合はGrabなどの配車アプリを利用するといいでしょう。
2-2.MRTサナームチャイ駅(Sanam Chai)から徒歩
一番簡単なのは、地下鉄MRTでサナームチャイ駅(Sanam Chai)まで行き、そこから徒歩で行く方法です。
サナームチャイ駅からワットポーまでは300mほど、ワットプラケまでは850mほどと近いので、一番オススメの行き方です。
駅からワットポーやワットアルンまでの行き方は後ほど写真付きで詳しく解説します。
2-3.チャオプラヤーエクスプレス(ボート)
チャオプラヤーエクスプレス(ボート)を利用するには、BTSのサパーンタクシン駅(Saphan Taksin)まで行き、隣接しているチャオプラヤーエクスプレス(ボート)に乗ります。
20〜25分でN9のTHA MAHARAJ(ターマハラート)船着場に到着します。そこからワットプラケオまでは徒歩5分ほどです。
MRTのサナームチャイ駅ができるまでは一般的な行き方でしたが、今はMRTやBTSを乗り継いでサナームチャイ駅まで行った方が個人的には楽かな、と思います。
ボートで行ってみたい方は、チャオプラヤーエクスプレスを利用してみてもいいでしょう。
2-4.カオサン通りから徒歩
カオサン通り付近に宿泊していたり、カオサン通り観光後に三大寺院へ行くなら徒歩でのアクセスも可能です。
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カオサン通りから一番近いのはワットプラケオで、徒歩15分ほどでアクセスできます。
私も一度カオサン通りから歩いたことがありますが、日中はかなり暑いので対策して行くことをお勧めします。
旅費を節約したい方は、安宿がたくさんあるカオサン通りに宿泊して徒歩で観光に行ってもいいでしょう。
3.MRTサナームチャイ駅からの行き方
ではMRTサナームチャイ駅からワットポーへの行き方を写真付きで説明します。
MRTサナームチャイ駅に着いたら、1番出口から出ます。
駅内には案内板があるので、迷うことはないでしょう。
エスカレーターで地上に出ます。
駅を出たら矢印の方向に進みます。(左にも道がありますが曲がらずに、駅前の通りを左手にまっすぐ進みます)
300mほど進むと、ワットポーの入口があります。
ワットポーの入口は何ヶ所かあり、メインの入口は「タイ・ワン通り(Thai Wang Rd.)」沿いの入口です。
メインの入口は、上記の入口から50mほど進むとタイ・ワン通りにぶつかるので、左折して少し進むと左手にあります。
ワットプラケオに行くには、駅から850mほど真っ直ぐ進みます。
ワットプラケオは白い城壁に囲まれており、入口が1ヶ所しかありません。
白い城壁の角まで行ったら、そこを左に曲がると入り口が見えてきます。観光客が並んでいることが多いので、すぐにわかると思います。
4.ワットアルンへ渡し船での行き方
ワットアルンは、ワットプラケオ・ワットポーがある場所と、チャオプラヤー川を挟んで反対側にあるので、渡し船に乗って行き来します。
渡し船の乗り場はターティアン(Tha Tien)という場所で、ワットポーとワットプラケオの間のタイ・ワン通り(Thai Wang Rd.)を進むと辿り着きます。
タイ・ワン通りを進むと、この場所に突き当たります。
写真の白いテントの横をさらに進むと、渡し船の乗り場に着きます。
お土産などが販売されている店の奥が船乗り場となっています。
混んでいるときは、かなり並びます。(午後の方が並ぶことが多いです)
渡し船の料金は片道5バーツ。
対岸へ渡る所要時間は5分程度です。
船を降りたら左手にワットアルンの入口・チケットブースがあります。
人の流れに着いていけばOKです。
帰りの船も、降りた場所と同じところから出ます。
5.【詐欺?ボッタクリ?】話しかけてくるタイ人に注意
ここで王宮付近でよくあるぼったくりの手口をご紹介します。
他のブログなどでも紹介されており、昔からかなりよくあるみたいなので今後行かれる方は注意してください。
実際に私もMRTサナームチャイ駅からワットポーへ行くまでの道で話しかけられました。(英語で)
と、こんな感じで話しかけてきます。
ちょうどお昼頃の時間帯で、私も事前にやってない時間があるか調べてなかったので…その時はやってないのか〜と信じて少し話を聞いてみました。
ここでちょっと怪しいな、となりました。まず、この辺に水上マーケットなんてあったっけ??という疑問。
そして他の西洋人や欧米人の観光客は、ワットポーやワットプラケオ方面に向かってるし…
日本人だよって答えたら、謎にめっちゃテンション上がっている。イイ鴨が来た〜と思ったのでしょう…(笑)
友人といたので、友人につなぎの会話を任せて(笑)
ネットで「ワットポー 昼休み」やら「ワットポー 営業時間」で検索。
すると昼休みなどは特になく、同様の手口でツアーのようなものに参加させられ、高額な請求をされたという、ブログ多数。(笑)
話しかけてきた人は、一緒に回らないで仲間のトゥクトゥクを呼んでボートに乗せられるらしい(°_°)
ということで…
と無事にその男から離れました。
もちろんちゃんとワットポーはやっていました。
サナームチャイ駅からワットポーに向かう途中、駅を出てから50mも歩かないうちにこのタイ人の男性に話しかけられました。
他の観光客には全く話しかけていなかったので、おそらく日本人を狙っていると思われます。(日本語で友達と話しながら歩いていたので、日本人とわかっていたと思います。)
チャオプラヤー川をボートで巡り、途中お土産やドリンクを売っているボートが1、2隻あるだけのようです。。
ちゃんとボートツアーに行くので、高額だとは思いつつも参加してしまう日本人も多いのかなと思います。(他の方のブログの被害だけで数件あるので、実際にはかなり多そう)
チャオプラヤー川はディナークルーズ以外にも、ツアーがあるので事前に予約するのもお勧めです。
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対策としては、話しかけられても応じない、もしくは王宮や寺院に直接行ってやってるか確認するか、周りいる別の人に確認しましょう。
私もその場でネットで調べられたので今回は回避できましたが、調べられなかったら参加してしまったかもしれません。
王宮付近では、かなり多い手口らしいので気をつけてください。
6.三大寺院観光時の注意点
最後に、三大寺院の観光時の注意点をご紹介します。
- 周辺でのぼったくりに気をつける
- 露出の多い服装は避ける
- 暑いので熱中症対策を万全に
三大寺院へ行く際は、周辺でのぼったくりや服装に気をつけましょう。
また、三大寺院周辺は日陰になるような場所が少なく、MRTなどでアクセスした際は少しではありますが歩くので…熱中症対策をお忘れなく。
必ず日傘や帽子など、晴れていれば日差しも強いので日焼け対策もしっかりして行きましょう。
水分補給はこまめにしたり、疲れたら休むこともお忘れなく。
ちなみにワットポーやワットアルンでは無料でお水がもらえます。
三大寺院はそれぞれが近いとはいえ多少歩いたりもするので、小さい子供連れやお年寄りの方がいる場合は、送迎付きのツアーへの参加がオススメです。
゜:*★【半日ツアー】大人気の三大寺院巡り+王宮<日本語ガイド・送迎・選べるタイ料理ランチ付>★*:°
日本語ガイドと送迎も付いて、三大寺院を効率良く回ることができます。
7.最後に
今回は以上になります。
三大寺院は、バンコク観光で外せない定番の観光スポットなので、ぜひ訪れてみてください*\(^o^)/*
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